伊陸地区は柳井市の北部に位置し、人口1,400人、750世帯(令和5年12月末日現在)で、柳井市最高峰の氷室岳(標高562m)の麓に広がるのどかな田園地帯です。
伊陸地区社会福祉協議会は、会員のニーズに合う福祉を目指して、様々な団体と連携し、地域に密着した事業を行っています。

公民館講座と連携し、高齢者や独居老人等への地域の情報、防災情報等の発信手段としての「伊陸地区コミュニティ協議会公式LINE」の利用率向上のため、スマホ教室を実施しました。
高齢者を狙った悪徳商法や、特殊詐欺にあわないよう公民館講座と連携して消費者講座を開催しました。また、老人給食のお弁当に消費生活センターの啓発チラシを添付し啓発活動を行いました。


伊陸地区の公共交通「いかちまいか号」
令和4年10月1日の運行開始から、早1年が経過し年間延べ1,908人にご利用いただいています。利用者アンケートなどを活用し、より利便性の高い運営となるよう取り組んでいます。
大畠地区は、1,363世帯、人口2,535人(令和5年8月現在)で、神代・大畠・遠崎の3地区があり、大畠地区社協は地域のみなさんの福祉(しあわせ)を増やすことを目的として、様々な活動を行っております。
1.自助から始める防災研修会
昨年度より、柳井市危機管理課の協力をいただいて、自治会単位での防災研修会の開催を始めており、自分の命を守る具体的な行動を学んでいます。
2.「大畠うずしお号」活性化事業
アンケート結果から、便数を1日5便から6便に増やしました。
3.「敬老会」の開催(9月8日(金)大畠総合センター、9月15日(金)遠崎小学校)
令和5年度は4年振りに大畠と遠崎の2か所で開催しました。
4.住民参加ふれあい交流会
地域住民同士のふれあい交流を目的として、神代・大畠・遠崎の地区ごとに、「イントロ当てゲームとみんなで歌おう」という会を開催しております。
さまざまな福祉体験を通して、高齢者や障がい者等の理解と思いやりの心を育て、より一層ボランティア活動への関心を深めるとともに、ワークショップを通して環境問題を考えるきっかけをつくることを目的とし、下記の通りボランティアサマースクールを開催しました。
市内小学校から10名の参加者がありました。意欲的に楽しく学び、全員揃って3日間の日程を終えることができました。
| 回 | 日程 | 内容 |
| 1 | 8月2日(水) 10:00~ 12:00 | ・防災について~私たちにできることを楽しく学びましょう~ |
| 2 | 8月3日(木) 10:00~ 12:00 | ・点字を打ってみましょう~見えない人のことを知り、点字にチャレンジしよう~ |
| 3 | 8月4日(金) 10:00~ 12:00 | ・おしゃれにSDGsに貢献【ワークショップ】~牛乳パックでかわいいランタン作り~ |
参加者の声(抜粋)
・これからも命を守ることを改めて意識したいと思います。
・実さいに点字をかいたりできて楽しかったです。点字もいろいろな場所にあるので、工夫されているんだなと思いました。
・ふつうのランタンじゃなく、牛乳パックを使えばSDGsに貢献できることがわかりました。